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私が独立した理由

先日、社労士会の先輩からもお声がけをいただき、新入会員様向けの開業体験談をお話してほしいとご依頼いただきました。
来年1月の開催予定ですのでそれまでにまとめる予定です。

時期を同じくしてお世話になっている別の先輩からも今までの振り返りとこれからの目標を考えるきっかけをいただきました。

多分これはそういうタイミングなのだと思い、ここにも記しておこうと思います。

私は新卒入社した不動産会社で周りについていけず挫折した過去があります。
その後たまたまデイサービスの生活相談員兼介護職員として介護業界に入った事でようやく自分に少しだけ自信が持てるようになっていきました。

介護業界に入ってから社労士開業まで大きく3段階ありました。

一つ目、そもそも社労士を目指したのは介護事業所のマネジメントをする中でスタッフの採用、育成が特に難しくやりがいのある仕事だったからです。
人の専門家である社労士になれば人材育成のヒントが見つかるのでは?という気持ちから勉強を始めました。
勉強する中で社会保障制度の一つである介護保険法を基本とする介護事業との親和性も高い事が分かってきたので、介護事業にも役立つ可能性もぼんやりと感じて勉強を始めました。

二つ目、会社の方向性と自分が目指す方向性が違ってきているのを感じていた矢先。
沢山のご利用者やスタッフを自分は守り切れなかったと感じる出来事があり退職することになりました。
この時に組織の中でできる事の限界を突き付けられ、何も持っていない自分の力不足を痛感しました。
だから一つの武器として社労士資格を取得したいと思うようになりみっちり勉強して次の試験で合格する事ができました。

三つ目はプライベートな事情ですが、自分自身の働き方を考えた時に一人での独立開業が一番しっくりきたという事です。

今思う事は、やっぱり自分の手の届く範囲の人を大事にしていこうという事。
家族や友人ももちろん、お取引先やそのスタッフの方々も。
そして、いざという時にその人達を守れる強さが欲しいと思っています。

間もなく開業して2年。
失敗もたくさんありますが、それも力に変え、これからも頑張っていきます!
引き続きよろしくお願い致します。

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