昔「ありがとうがうれしい仕事」っていうキャッチコピーがありましたよね。
介護の求人募集だったような気がします。
当時は現場経験を経て素晴らしい介護のスペシャリスト達との出会いもあり、
介護耳年増になっていた私は『「ありがとう」と言わせないのがプロよねぇ』と
知ったような口をたたいていました。
ところが最近、ある会社様にお伺いして一通り打ち合わせを終えたのちに管理者の方が
「今日で色んな事が前に進みました。今日はいい日になりました!ありがとうございました。」
と満面の笑顔で言ってくださいました。
元々介護の現場で働く方の助けになる仕事をしたいと思って社労士になったので、
そんなことを言っていただいて嬉しくて、ふっと冒頭のフレーズが頭をよぎりました。
人の役に立てているかどうかが自分にとっては重要なことなんだということと同時に、
「ありがとう」を相手にしっかり伝ることって大事だなぁと再確認しました。
現場管理者さんがあんなに感情豊かに伝えてくれると、
きっとご利用者にも伝わりやすいし一緒に働いているスタッフも働きやすいんじゃないかと。
スタッフが働きやすい職場はスタッフが長く働いてくれていて、
思い切ったアイディアも出しやすく、ご利用者も安心して通える、
良いサイクルに入っているような気がします。
感謝の気持ちを伝えられることは変に褒められるよりも嬉しいものですね。
ということを学んだので、私も感謝の気持ちをもっと積極的に言葉にして伝えていこうと改めて思いました。