3月末を持ってご退職、4月1日付でご入社。
この方々の社会保険・雇用保険の手続きと、
例の処遇改善加算計画書、補助金、特例交付金等々の締め切りも重なり少々慌ただしい一週間でした。
慌ただしい、慌てるは心が荒れると書くんですね。
忙しいは心を亡くす。
それで言うと、今のところ少々慌ててはいるものの、まだ忙しくは無さそうです笑
4月は入退社の方が多いために特に雇用保険関係の手続きは時間がかかる傾向があります。
通常だと雇用保険の資格取得手続きを電子で申請すると、
前職の処理が済んでいれば3日ほどで通知書が届きます。
ところが先輩社労士から4月については繁忙時期のため
『電子申請だと月末になる事もある」と教えていただきました。
雇用保険を管轄するハローワークでは、
資格の取得よりも資格喪失時の離職票発行を優先して処理するために
3月末退職者が多いこの時期は特に時間がかかるようですね。
離職票発行は4月1日の電子申請でも土日を挟んで4日に発行されていましたね。
地域にもよるのでしょうが、失業の給付を受けたい離職者にとってはありがたい事です。
そんな風に雇用保険、社会保険の手続きは開業当時から電子申請で行っていたのですが、
今回雇用保険の資格取得手続きで1件急ぎのものがあったため、初めてハローワーク窓口で手続きをしてきました。
いつもはPC上の入力フォームに打ち込んで送信するのですが、
今回はハローワークのHPから入力したものを紙で出力し、窓口へ持参。
初めての経験で、押しておかなければならない付記印を忘れるなどアタフタ・・・。
付記印は手書きでもOK、という事で、検索した画像で文言を確認して記入。
何とか無事に申請でき、ものの10分ほどで受け取る事ができました。
元々はこうやって紙に書いて窓口で手続きだったのだという事、
用紙を確認しながら記入する事で内容についても理解が深まり、良い勉強になりました。
4月の入退社手続きにおいて、一件一件がそれぞれの方の新たなスタートなんだなぁと思うと感慨深いものがあります。
心が荒れそうな日には、そんな皆様の前途が素晴らしいものである事を願い、
丁寧な仕事を心がけていきたいものです。