ブログ

被保険者賞与支払届

12月に賞与を支給する予定の会社も多いのではないでしょうか。
賞与支給を予定している月の前月頃に、年金機構から茶色い封筒が届きます。
その中にはこんなものが同封されています。

・「賞与支払届」等の提出のお願い
・被保険者賞与支払届
・賞与不支給報告書

なんで賞与支給月が分かるかというと、実は事前に申請しているんですね。
申請していないと書類が届きませんが、日本年金機構のHPからダウンロードが可能です。

月額の給与は資格取得の時に「標準報酬月額」が決められ、
その額に応じた金額を会社から年金機構に支払っているわけです。
賞与については事前に決まっているわけではないので支払った額を申請するんですね。

申請すると月額報酬と同じように「標準賞与額」が決められて通知書が送られてきます。
標準賞与額とは、実際の税引き前の賞与の額から1千円未満の端数を切り捨てたもので、
支給1回(同じ月に2回以上支給されたときは合算)につき、150万円が上限となります。

これに基づいて社会保険料の納付書が届くという仕組みですね。

賞与を支払った場合には「被保険者賞与支払届」を、支払わなかった場合には「賞与不支給報告書」を提出します。
今月は支払わないけど、時期をずらして支払う予定!という場合には、
「賞与不支給報告書」の下段に変更月を記入しておけばOKです。

気を付けないといけないのが、提出期間。
賞与を支払った日から5日以内とされています。
年末年始でバタバタする時期ですが、今月賞与を予定している会社さんは手続き漏れにお気をつけて。

PAGE TOP