以前も書いたのですが、改めて勉強しなおしたので書いておきます。
というのも、いつも勉強させていただいている社労士会の自主研究会「介護研究会」でLIFEについて説明講師役のご依頼をいただいたためです。
この会では参加者が持ち回りで講師役をしています。
大先輩先生方の中で講師役というのは緊張しますが、せっかくお声がけいただいたので頑張らせていただきます。
自分にとっても勉強のチャンス!
という事で調べていくと、公益社団法人全国老人福祉施設協議会さんがLIFE
のポータルサイトを作成していらっしゃいました。
その中にはLIFE活用の手引きまで既にUPされていて、実際の入力項目なんかも分かるようになっていました。
LIFEを活用すると「科学的介護推進加算」(ご利用者一名あたり月40単位)が取得できるのですがそれだけではありません。
通所介護事業を例に挙げると、
LFEにデータを入力し、フィードバックを受ける事(LIFEを活用する事)が加算取得要件に組み込まれているもの
→・栄養アセスメント加算(月50単位/人)
・ADL維持等加算Ⅰ・Ⅱ(月30単位・60単位/人)
LIFEにデータを入力し、フィードバックを受ける事(LIFEを活用する事)で上位区分の加算が取得できるもの
→・口腔機能向上加算Ⅱ(Ⅰに+月10単位)
・個別機能訓練加算Ⅱ(Ⅰイ・ロに+月20単位)
となっています。
4月のサービス提供分に関しては、本日5月10日が国保連への伝送締め切りとなっていますが法改正後初回請求という事でかなりバタバタしているようで、
データ提出については早速猶予措置が設けられているようです。
現段階で4月からこれらの加算取得に踏み切っている事業者さんが残念ながら周りにはいません。
取得されている会社さんに話を聞いてみたいのですが。。。
医療と比較して介護は更にデータの活用方法が難しいと思っています。
しかも、理系の思考が鍛えられている医療従事者に対して介護従事者は(私も含め)「科学的」な思考訓練をあまり受けていない人が多数だと思われます。
そういう中で国の掲げる「科学的介護」についてどのように進んでいくのか、
ついていけない事業者が淘汰されるのか、もしくは形だけの運用となり下がってしまうのか。
まだまだ運用は始まったばかり。
導入している会社さん、もしくは導入予定の会社さんでお話してもいいよという方がいたら是非勉強させてください!