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社会勉強in新宿

先日、久しぶりに大都会新宿の繁華街に行ってきました。
いつも大変お世話になっている社長さんを含め、旧知の仲間4人でのお食事会です。

一軒目では思い出話に花が咲き、社長のお誕生日のお祝いもできて楽しい時間でした。

もうちょっと話足りないからもう一軒行きましょう!なんて歩き始め、
活気が戻ってきた新宿の街を目の当たりにして少し嬉しい気持ちになりました。
もちろん喉元過ぎれば・・なんて事にならないようにしなければなりませんが、
新宿の街で働いていた人たちの生活に想いを馳せると何とも複雑です。

コロナで大打撃を受けていたであろう労働者と言えば、テイクアウト業態への切り替えも難しい接客業。
そんなこんなでちょっと趣向を変えて通称「おかまバー」なるところへ。
男性2名、女性2名だったのですが、早い時間だったので入ったときにはお客さんは私たちだけでした。

「あら、おんなよ~~~!いらっしゃいませ~~~」と元気にご挨拶くださったお姉様方。
大変にお綺麗な方、大変にお元気な方、親しみやすい方の3名のお姉さま方と主にお話しさせていただきました。
普段からたくさんの方とお話されているだけあって、頭の回転が早い早い。

そんな中でもさすがだなと思ったのはお連れいただいた社長。
お姉さま方のペースに付き合いつつも飲まれず、いつの間にか成長過程で性の不一致に苦しんだ話を傾聴していました。
それでもお姉さまもプロなので、途中で笑い話に変えて話されるんですよね。
なんというか、優しい世界だなぁと思いながら聞いていました。

印象的だったのが現お姉様方の幼少期の遊び方。
女の子あるあるでおままごとでは皆がお母さんをやりたがるんですよね。
私は(我が子も)あまり執着しない方で、人気の無い役を引き受けておいて、
求められていない展開で物語を進める事に喜びを覚えるタイプでしたが、
いつもお母さん役は取り合いになっていました。

そんな中、果敢にもお母さん役争奪戦にまだ男の子だったお姉さんが参加していた事を考えると。。。
「せんせー!たけし君(仮)がお母さん役ゆずってくれません!!」
目に涙をためて唇をかみしめるたけし君(仮)の姿を想像してしまう。

聞き方によっては切ないお話をされた後のお姉さまの発言が流石でした。
「結局嚙ませ犬よ!おかまだけにね!」

優しいなぁ。。。
この優しい空間がコロナなんかにに負けない事を願っています。

乾杯。

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