先日、お客様の放課後等デイサービスの事業所見学をさせていただきました。
放課後等デイサービスは障害のある6歳から18歳までの子どもが通う学童のようなものです。
平日はその名の通り学校の放課後に利用できるこのサービスですが、
今は夏休み真っ只中ということで朝から営業されています。
この時期はスタッフさんたちも朝から夕方まで大忙しですね。
ご訪問した時には半数ずつお外にお出かけ中とのことで、残っているお子さんは4~5名でした。
私が入室するとすぐに人懐っこい笑顔で抱きついてくれるかわいらしい女の子。
ヘッドホンをして床でコロコロしているお子さんや、
バランスボールでぴょんぴょんはねているお子さんも。
それぞれのお子さんが自由に思い思いの活動をして過ごしているようでした。
そして私が一番驚いたのはスタッフさんの素敵さ!
高齢者介護デイサービスではなかなかお目にかかれない、20~30代のお若い男性スタッフさんが2名。
(元気いっぱいの子どもたちの相手が体力勝負という理由もあり、お若いスタッフさんが現場では求められがちのようです)
お子さんがパズルに取り組むその横で、さりげなくわかりやすいパズルを渡したり、
お子さんがやる気になるような声かけをしたり。
代表者の方と一緒に訪問したのですが、代表者さんとスタッフさんの関係も素敵だったんです。
「〇〇ちゃん、今日はすごい集中できてるんですよ!」
と嬉しそうにスタッフさんが話せば、
「本当!すごいねぇ、成長してるねぇ」
と目を細めて嬉しそうな代表者さん。
一つのチームとして、お子さんの成長を見守っているのが伝わってきました。
自然とできるこの会話。
お子さん達の成長(表現が違ったらすみません)という目標を共有しているからこそ、
チームとしていい関係を保っているんだろうなぁと想像しました。
高齢者介護でも、何ならどんなチーム運営でも、目標を共有することが一つ目の大前提なんですよね。
ちょうど今日(8月7日)家族でワンピースの映画を見てきました。
『海賊王に俺はなる!』と目標を発信し続けるルフィーの元には魅力的な仲間が続々と集まってきます。
代表者の方が障害を持つお子さんとその親御さんの支えになりたいという想い、
そこに共感した仲間たちが集まり、みんなの力がワンピースになることでなんと頼もしいチームが形成されているのに感嘆しました。
目標を発信し続けること、大事ですね。
改めて勉強させていただきました。
こんな素敵なスタッフさんたちの給与UPのため、ベースアップ支援等加算の申請のための就業規則見直しに現在取り組んでおります。
介護も福祉も、ベースアップ支援等加算の申請は8月末までです。
さぁ。夏のうちにもうひと頑張り!