3月21日で緊急事態宣言が解除された事を受け、松戸市内の介護事業所さんへご挨拶周りに伺っています。
特に1~3か所程度で在宅サービスの介護施設を運営されている会社さんをメインにご訪問しています。
丁度4月に法改正を控えているこのタイミングでご訪問させていただいているわけですが、いろんなお声を聞けてとても勉強になっています。
元々処遇改善加算、特定処遇改善加算については取得支援や実績報告書の作成支援なども行っていきたいと考えていました。
何故かというと、私が一番やりたい「介護スタッフを応援する」という部分に直結する事で、尚且つ加算要件であるキャリアパス要件を整える際には就業規則の改定も必要となる場合もあり、社労士という仕事との親和性も高いと考えているからです。
そこに対して興味を持っていただける会社さんも多く、とても嬉しい気持ちでいるのですが、既存の社労士さんについての疑問の声も耳にしました。
元々顧問社労士というのは、職員の入退社に伴う社会保険・労働保険の手続きと共に月々の給与計算などが主な業務となっていました。
ところが、特に近年給与計算ソフトも素晴らしいものがたくさん出ている事と、介護業界においても介護現場の記録ソフトの中で給与計算まで行えるようなソフトも多くなっています。
わざわざ社労士に給与計算業務を頼むメリットが少なくなっているのです。
とは言え、年に一度は保険料の計算などもあり、それは社労士に依頼する方が楽ちんですし、助成金申請などもあるので給与内容を連携している必要はあります。
それでも入退社がほとんどない会社さんにとっては「社労士って意味ある?」と思われても仕方ないような現状なんだなぁと感じています。
で今現在顧問契約をしていただいている会社さんについてはもうまるっと何でもご相談くださいね、というところで頻度高くご連絡させていただいているのですが、特にそういった事が必要ない事業者さんもいらっしゃるようですね。
特に、私が大事にしたい、在宅サービスを運営している会社さんの中には小規模な事業者さんも多く、顧問料という毎月の費用が割高に感じてしまう事業者さんも多いようです。
社労士とひとくくりに言っても専門分野は皆違いますし、私は介護福祉専門の社労士という事でやっていきたいと思っているので、サービス内容についてまだまだ検討していく必要があると感じています。
特にどんどん複雑化する介護保険制度に対応するためのレクチャーや書類作成の代行なんかについても積極的にやっていきたいと思っています。
そのためにも実際のニーズがどこにあるのか、しっかりと現場の方々のお声を聞かせていただきたいと思っていますので、松戸市内でデイサービスや訪問介護を運営されている皆様、佐々木が来た時にはどうか率直なご意見をお聞かせいただけると幸いです。
感染症対策のためのマスク着用や出発前の体温測定、手指消毒は行い、忙しくなりがちな朝10時までと夕方以降は避けてお伺いしております。
それでもお邪魔な時ははっきりおっしゃっていただければさらっと帰りますので、どうぞ宜しくお願い致します!