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地域密着型通所介護の報酬体系

表題の件、ちょっとややこしさが過ぎるような気がしています。
なのに「かかる費用について、利用者には重要事項説明書等で分かりやすく説明すること」とは、これはもうちょっと難しいんじゃないかと。

その証拠に、法改正のタイミングで加算等のセミナーが介護事業者向けに頻繁に開催されています。
本来、情報源はほぼ厚労省が公表しているものが全てで、セミナー講師も受講者も得られる情報は同じはず。
それでも大人気のセミナーが多いのは、その文書や資料の膨大さと、複雑さに介護事業者ですらげんなりしてしまっているから。
「代わりに読んで、要約して教えてほしい」という事ですよね。

そうしたい。私も、誰かに教えてほしい。
数千円で教えてもらえるなら、とセミナー参加申し込みボタンを何度押しかけた事か。
でも。
介護専門の社労士と言っておきながら、誰かにまとめてもらった知識で良いのか?と真面目な私は思ったのです。

今まで自身が携わった通所介護事業所で取得していたような加算(処遇改善・入浴・若年性認知症加算・個別機能訓練加算)は分かっていても、
その他の事に話が及ぶと曖昧な知識も多く、一つ調べては分かった気になり、を繰り返していました。

せめて通所介護事業に関する報酬体系は把握してなくちゃまずいだろうと、
でもただ読んでいるだけだと全く頭に入らないのでExcelで通所介護の加算取得シュミレーターを作ろうと今取り掛かっているところです。

思ったよりも複雑で、というのも、1日毎の加算もあれば1月毎の加算や、生活機能向上連携加算Ⅰなんかは3か月に1回を限度、とか。
口腔・栄養スクリーニング加算ⅠⅡも6か月に1回を限度、とか。
口腔機能向上加算は月に2回を限度、とか。
処遇改善加算は総単位数にパーセンテージを掛けて計算とか。

単純に、(基本単位+加算取得分)×30日×地域単価では算出できないので頭を抱えています。

ここで、親切な方はきっと「それならもうありますよ」と教えてくれたりするのでしょうが、自分で調べながら組み立てる事に今は意義があると思っています!作りながら理解する事も目的の一つだったりするのです。

完成して使い物になりそうだったらまたお知らせします。
現時点での完成度は20%!笑 頑張ります。


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