令和4年2月~9月の時限措置で導入されていた、
高齢者介護施設向けの『介護職員処遇改善支援補助金』と、
障がい者(児)施設向けの『福祉・介護職員処遇改善臨時特例交付金』の実績報告書の提出締め切りが近づいています。
一部、東京都内の福祉・介護職員処遇改善臨時特例交付金実績報告については
月遅れなどが無い場合の締め切りが12月22日までとなっていたようですが、提出漏れはございませんでしょうか。
千葉県内『介護職員処遇改善支援補助金』については、実績報告書の締め切りが令和5年1月31日となっており、ちば電子申請サービスに様式をアップロードする形で提出となります。
千葉県の様式で注意したいのが『交付決定通知』の右上に記載されている文書番号を記載するようになっています。
交付決定通知とは、計画書を提出した後6月頃に千葉県から届いた通知です。
届いていない、無くした、などの場合には再度事業所から県へ問い合わせてみてください。
こちらはあくまで補助金のため、通知書を含めた関係書類は5年間の保管義務がありますのでご注意ください。
実績額が計画の額を超えた場合には『変更交付決定通知』が12月~1月頃に事業所に届きますので
当初の交付決定通知ではなく、変更交付決定通知書の右上の文書番号を記載します。
過誤調整や月遅れ請求分に2か月間対応することとなっているため、補助対象期間に係る過誤調整等を行っている場合、12月23日や1月25日にも過誤調整分に係る補助金が支払われる場合があります。
2月から9月の分を10月、11月で過誤、月遅れ請求があった事業所さんは計算の際にご注意ください。
なお、処遇改善加算と違い今回の補助金の実績報告書には支払う事が確定している金額を
職員へ支払う金額に算入する事ができます。
1月25日に振り込まれた額を集計して1月末までに職員に渡すのは現実的に難しいという場合は、
翌月の支払い予定であっても実績報告書に記載ができるように配慮されているようです。
東京都の場合にはクラウドアプリへ直接入力をする形式のようです。
こちらも同じく提出締切は令和5年1月31日となっています。
実績報告ができない場合には最悪全額返金という事もあり得ます。
締切に注意していただき、忘れずに報告を行っていただけますようお願い致します。