ハローワークから届いた通知を開けると、ハローワークインターネットサービスの新機能についての案内がありましたのでご紹介します。
なお、システム改修に伴い9月18日0:00～21日火曜8:30までの間サービスが停止されるそうですので注意が必要です。
土日祝の間に作業を行い、平日の火曜朝に復旧の予定ですね。
いただいた通知によると新機能は主に２点。
①オンラインでのハローワーク紹介が始まります。
ハローワークでの職業紹介というと、通常は担当の方に条件を伝えて探してもらったり、専用端末で自分で探した求人票を出力して担当の方に持っていって紹介してもらいます。
求職者（仕事を探している人）は、ハローワークに行く必要があったわけです。
昨今のリモート化の流れを受け、感染症対策も含めての対応なのだろうと思います。
②オンライン自主応募が始まります。
オンライン自主応募、についてですが、ハローワーク窓口を介さずに求職者が直接応募できるようになるそうです。
いわゆる求人サイトのイメージでしょうか。
注意点として、ハローワークが仲介に入らないために職業紹介に当たらない事となります。
職業紹介を要件とする助成金の対象からは外れてしまうというデメリットはありますが、
求職実績を作りたいがための応募は無くなるというメリットもあります。
少し話はずれますが、個人的にハローワークからの紹介で人が採用しづらいのは、この「求職実績」を作るための応募がある事も原因の一つではないかと思っています。
失業中にもらえる基本手当、いわゆる「失業手当」は、求職活動をしているけど定職につけない人に支給されます。
求職活動をしていると認めてもらうためには、セミナーに参加したり、職業相談をしたり、職業紹介を受けたりという実績が必要です。
求職活動の実績作りの為に問い合わせや応募をしてくる人もいるように思っています。
②の直接応募であれば純粋に応募をしたい人の応募のみに絞られるのでは、と希望的観測を持っています。
採用サイトへの掲載費用も馬鹿になりません。
ハローワークが頑張ってくれて、求職者がハローワークをまず見て応募するようになるとかなり求人広告費が浮きますね。
求人会社さんは大打撃でしょうが・・・。
このオンライン自主応募を受け付けるには、改修後に設定変更をする必要があるようです。
ハローワーク求人を掛けている事業者さんは設定変更をどうぞお忘れなく。